(作成:2011/05)
Ubuntu 11.04になってからWindowManagerがえらい変わった。どうやらUnityというやつらしい。何かどっかで見た事あるのよねーと思ったら、成程Ubuntu Lightかぁ。少し昔にネットブックに入ってるのを見た事があるなあ。
- Ubuntu Light
専用の組込みOSかと思ったらUbuntuだったというやつ。すっごい似てる。
というわけでどんな経緯があったのかは知らないけれど、とりあえず標準WMとして採用されたらしい。
はっきり言わせて欲しい。WMくらい好きに選ばせろ。標準WMって時点で大半の利用者が選択の自由を奪われたものと錯覚するだろ常考……
勿論パッケージ追加すれば、ログイン画面から好きなWM使えるのでぶっちゃけ何も心配要らないわけだけれど。きっとUnityが正式採用されたのも何か意図があるんだろうなあ、使ってみれば案外便利なのかも知れないなあ、とワクテカして使い始めて一週間が経過しました。
血涙流す程使えませんでした。きっとウチの頭が悪いんだと思います。そうだと信じてあげたい。
でももしかしたら将来的には……という希望を胸に抱きつつ、Unityで便利な環境を取り戻そうと調査した情報をここに残しておきます。これでそのうちUnityが非標準になったら悲しいなぁ。GNOME Shellが有望そうなんだよなぁ……
詳しい使い方は日本UbuntuチームのWikiを参考にすると良いんじゃないかな。
- Unityを使うには
最近使用したファイルの削除
Unityでは左側にランチャーが出てくる。アクティブウィンドウを最大化したりすると自動的に隠れるシャイな子。で、ここにファイルとフォルダを参照するショートカットアイコンがあって、ファイルの直接参照はこれを使う。
で、使ってると解るけれど「最近使用したファイル」が限りなくウザい。なのに標準OFFとか設定できない。多分そういう方針のWMなんだろうけれど、イケナイファイルとかもばしばし表示されてこれはひどい。他人には絶対見せらんない。
で、消し方。
$ rm ~/.local/share/zeitgeist/activity.sqlite
$ zeitgeist-daemon --replace
.bashrcとかに書いておくと楽かも。
リソースモニタを常駐したい
以前のWMで使っていたシステムモニタDockに相当するものが標準で入ってなくて不安で夜も眠れず昼寝する。
というわけでこちらは「SYSTEM LOAD INDICATOR」というのを導入するのが良さげ。
# add-apt-repository ppa:indicator-multiload/stable-daily
# apt-get update
# apt-get install indicator-multiload
$ indicator-multiload &
上部インジケータにリソースモニタのグラフが表示されるので、これで多い日の夜も安心。
Dropboxが使えなくなった
ver1.1.29からインジケータ表示に対応したみたい。最新バージョンのDropboxに入れ直せば解決。
CompizConfig設定マネージャがない
これUnity用の追加パッケージが標準でインストールされないとか酷い。これまでのWMで使えてたのに……
# apt-get install compizconfig-settings-manager
これでシステム設定上に表示されるようになる。