tftp

(作成:2013/11)

FTPをより簡易にして認証機能も無くしたファイル転送サービス。こんなの使い所あるの? と思われるかも知れないけれど、Cisco弄るようなネットワーク屋さんにはむしろお馴染でないかしらん。
Windows環境では3CDaemonなんかを使うと便利なんだけれど、例えばexpect使ったスクリプトで一括管理したり設定の定期リモートバックアップしたりする時、いちいちアプリ起動するってのも厄介な話で。Linuxサーバがあるならそっちに担当させちゃっても良いじゃない。

Install on CentOS

やむやむ。

# yum install tftp-server

xinetd 上で稼動するので、設定項目にて disable=no に。あとは server_args について、新規アップロード可能な -c オプションの追加、ディレクトリ指定の変更をしておく。

#### /etc/xinet.d/tftp

service tftp
{
        socket_type             = dgram
        protocol                = udp
        wait                    = yes
        user                    = root
        server                  = /usr/sbin/in.tftpd
        server_args             = -c -s /backup/tftp
        disable                 = no
        per_source              = 11
        cps                     = 100 2
        flags                   = IPv4
}

該当ディレクトリを作成。所有者についても変更する必要がある。

# mkdir -p /backup/tftp
# chown nobody.nobody /backup/tftp

起動。

# /etc/init.d/xinetd start

使ってみる。Catalystスイッチから設定ファイルのコピー。

catalyst#copy running-config tftp:
Address or name of remote host []? 192.168.1.1
Destination filename [catalyst-confg]? catalyst.conf
!!
7299 bytes copied in 1.216 secs (6002 bytes/sec)

うんまあそんな感じ。