(作成:2011/03)
個人間やりとりといえばメール、複数人やりとりといえば会議室。そのあたりをガツンと混ぜ込んで、よりリアルタイムにしたのがメッセンジャー……と考えれば良いかな。昔は電話やWebチャットで盛り上がった頃もあってなぁ……(遠い目
まあそんな事はどうでも良いとして。Ubuntuでも色々なメッセンジャーが使える。
Pidgin
複数のメッセンジャー・アカウントを統合できるIMクライアント。Windows版もあるので、複数アカ持ってる人はこれ使うと良いかも。
# apt-get install pidgin
# pidgin
有名所では下記IMあたりが統合できる。
- Google Talk
- Yahoo! メッセンジャー
- Windows Live メッセンジャー
- ICQ
アカウント持っていればアカウント名とパスワード登録して、他の設定はそのまま利用できる。
たまにメッセンジャー提供元で仕様変更が発生してログインできなくなる事もあるけれど、そうした時は躍起になって設定変更して無理にログインしようとせず、Pidgin側のUpdateを待つほうが良いかも知れない。デフォルト値を変更して良い目を見た事はあまり無いので……
Skype
残念ながらPidginだけではSkype網羅できない。というわけでこいつは単品でインストールする必要がある。
apt-lineに追加。
# vi /etc/apt/source.list.d/skype.list
deb http://download.skype.com/linux/repos/debian/ stable non-free
Skype install。QT関連のpackageが幾つか必要。
# apt-get install libqt4-dbus libqt4-network libqtcore4 libqtgui4 libqt4-xml libaudio2 libmng1 skype
# skype
あらかじめSkypeのサイトでアカウントを取得しておいてから Skype名
パスワード
を入力して サインイン
。
最初の頃はInternet Telephonyなのかなって思っていたけれど普通にメッセやチャットもできるので驚いた。便利だなぅ。
完全な統合じゃないけれど、Pidginと連携するためのPlug-inもある。折角なのでこいつも。
# apt-get install pidgin-skype
んでもってPidginを再起動。 アカウントの管理
-追加
から プロトコル
を見ると Skype
が増えているので、こいつを選択して後は ユーザ名
にSkype IDを指定して有効化。
Skypeも別途起動しとかないと使えないけれど、オンライン確認とメッセだけならこれでPidginに統合できる。まあ無いよりマシって感じかしらん。